お金の勉強シリーズvol.7
稼ぐ6 休むといいことがある
(休みは自分のコントロールです)

1日は24時間。
誰にでも与えられた時間は平等です。
そのうち何時間を仕事(勉学)にあてて、
何時間を家事など生活していくための時間にあてて、
何時間を睡眠、食事など体を維持するためにあてて、
何時間を自由意思で自由に使える時間にあてられるでしょう。

1日24時間は皆に平等ですが、24時間の使い方は人それぞれ。
そして、仕事、勉学、家事など大きな事柄をするときには休憩が欠かせません。
上手く休憩をとることで、同じ時間内にできることが変わってきたり、長く続けることができるようになります。

休憩をとることは誰にでも必要なことです。
やさしくよみやすい表現をつかって書かれたLLブックのシリーズにもありました。

はたらくと、かならずある休けいの時間。どうしてあるのか考えたことはありますか。
『つかれ』は自分では気づきにくい。
だから『つかれ』に気づく前に休けいがいるんだ。

休けい上手になろう /季刊『コトノネ』編集部 /社会福祉法人埼玉福祉会 出版部 /2022.3.30発行 より抜粋

昼休みの休憩のほかに10時ごろ、3時ごろなどに短い休憩をみんなでとることを設けている会社もあります。
勤務時間内に任意に「小休憩」を挟むことを推奨している会社もあります。
勉学にしても合間に休憩時間があります。

仕事や勉学など、長く続けていくものは休憩の仕方も大事です。
どのように休憩するのがいいのかは人それぞれ。
軽くお昼寝をするのがいい人もいれば、
キャッチボールやランニングで体を動かすのがいい人もいる。
一人で本を読んだり音楽を聴いたりするのが好きな人もいれば、
たわいもないおしゃべりで気分をリフレッシュする人もいる。

仕事は、ただがむしゃらにして電池が切れたら終わりというものではない。
長く、元気で続けられるように、上手く休憩をとっていくことも大事。

節約生活なども同じで、1カ月1万円などと頑張ることも大事だけど、長く続けていくためには休憩も大切。

お金の基本は「収入」-「支出」=「自由なお金」です。

人生100年時代。
長く暮らすには、長く収入があることが大事。
上手く休憩をとって、長い人生を豊かに暮らしていきましょう。

<資料>

休けい上手になろう /季刊『コトノネ』編集部 /社会福祉法人埼玉福祉会 出版部 /2022.3.30発行
https://www.saifuku.com/shop/llbook/book/2016-6571.php


この記事の執筆者:三島 佳予子(Kayoko Mishima)

保有資格:CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 住宅ローンアドバイザー /宅地建物取
引士