子育て・結婚とライフプラン
1年間、お金にまつわるあれこれの情報発信をしてきました。
「ライフプラン」・「キャッシュフロー表」・「家計簿」・「家計のバランスシート」などまずは言葉に慣れていただけると幸いです。改めてそれぞれの意味を考えてみましょう。
過去と他人は変えられない。
しかし、いまここから始まる未来と自分は変えられる
という言葉はアドラー心理学でよく言われる言葉でカナダの1950年代に活躍した精神科医エリック・バーンの言葉と言われています。(出典:不明)
よりよい未来のために、
過去を知り(家計簿)
現状把握し(家計のバランスシート)
未来を予想する(ライフプラン・キャッシュフロー表)
生きている限りお金とは縁が切れません。お金とよりよいお付き合いをしていきましょう!
FP相談に来られたり、先々のお金のことを考えるようになるのは
結婚するとき
子どもができたとき
家を買うとき
転職をするとき
定年を迎えるとき
終の棲家をかんがえるとき などと、人生の節目に多いです。
誰と出会い、どのような人生を選ぶのも自由です。与えられた状況の中で精一杯生きていくだけです。
子どもがいたら、カップルで暮らしたら、シングルだったら・・・
それぞれのライフプラン・キャッシュフローがどうなるか、令和3年の資料をもとに大雑把にイメージしてみましょう。
まず、シングル(一人世帯)の場合
ライフプランの診断結果は?
診断したライフスタイル条件
とてもシンプルです。
カップルで暮らす場合(二人世帯)
ライフプランの診断結果は?
診断したライフスタイル条件
こちらも二人で働き、二人で暮らし、二人で退職してともに老いていく。人生の節目を二人で決めていくイメージです。
子どもがいるとどう変わるでしょう。
※教育費目安 幼稚園〜高校卒業まで:574〜1,838万円 大学:240〜600万円
(進路によって差あり)
ライフプランの診断結果は?
診断したライフスタイル条件
30代から50代まで子どもの成長に合わせて子ども関係のイベントが目白押しです。子どもの成長とともに歩んでいくイメージです。その後も家族が増えていき、イベントは続いていきます。
どのようなパターンでも「入りと出のバランス」を取りながら暮らしていくことに変わりありません。
子育てはお金がかかるから大変!家のローンが大変!など、人生の節目の選択には不安が付きまといます。
でも大切なのはシンプルに「入りと出のバランス」だけで、どの選択をするかではないのです。
入りと出のバランスを考えよう!
カップルのみで収入が多く、イベント支出が少ない場合でも、生活費が上がったり、住宅費をかけすぎたりすると、お金のバランスは崩れていきます。(生活費が月5万円増えて、住居費が月5万円増えると)
ライフプランの診断結果は?
診断したライフスタイル条件
大切なのは「入りと出のバランス」です。
バランスを見ながら望みをかなえていきましょう!
この記事の執筆者:三島 佳予子(Kayoko Mishima)
保有資格:CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 住宅ローンアドバイザー /宅地建物取引士