自転車も気をつけて 4月から青色切符開始

新学期、自転車通学、自転車通勤など、自転車に乗る機会が増えた方もあるでしょう。
以前から告知されていましたが、2026年4月1日から、
自転車の交通違反について青色切符が導入されるようになりました。
改めて自転車に乗るときの注意点をまとめてみたいと思います。

青色切符って何?

自転車は軽車両に分類され、道路交通法の適用を受けます。
従来は自動車事故と同じような扱いを受けていました。

青切符の導入により、刑事罰がなく、
検挙されても前科がつかない罰金刑のみで違反が取り締まれる要件ができました。

自転車の取り締まりの基本的な考え方は変わっていないのでお間違えなく。

どんな時にどんな罰金になる?
青切符による主な罰金事例を警視庁のサイトから抜粋してみましょう。

重大な事故につながりかねないものは従来通り刑事罰もある赤切符になります。

運転免許の停止例もあります。

また、自転車であっても事故を起こしたときには高額賠償になる例もあります。

<事例1>

少年(当時11歳)が前方不注意での走行事例
相手が意識不明の昏睡(植物)状態
約9500万円の賠償(2008年)

<事例2>

女子高生(当時16歳)が携帯を見ながらの夜間無灯火での走行事例
衝突相手は歩行困難の後遺障害
約5000万円の賠償(2002年)

自動車事故では、事故に備えて加入が義務付けられている自賠責保険や
任意保険の保険金で賠償することができますが
自転車を運転する際には保険が義務付けられていません。
そのため賠償事故の当事者になった場合は、生活が破綻する場合もあります。

昨今、自転車事故による賠償事例が増えてきて、
自転車に乗る際には賠償保険を義務付ける自治体も増えてきました。

道路:自転車損害賠償責任保険等への加入促進について - 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/promotion/index.html

自転車に乗る際には賠償保険に加入しましょう。
賠償保険は火災保険や自動車保険など様々な保険に特約としてつけることができます。
個人賠償、日常生活賠償などの特約になっているので、保険加入状況も確認しましょう。
高額賠償事例もあるので、賠償金額が少なくとも1億円以上になっているかも確認しましょう。

事故は防げないものもありますが、違反は防げます。
改めて交通ルールを見直して違反を防ぎ、春から違反金貧乏にならないようにしましょう。
そして、防げない万が一の場合に、保険で対応しましょう。


この記事の執筆者:三島 佳予子(Kayoko Mishima)

保有資格:CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 住宅ローンアドバイザー /宅地建物取引士